部屋の住人を一部お見せします。

部屋の中をうまく撮るって難しい。

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20代の頃コレクションしていた
ドイツの木製オーナメント。

ドイツ・ローテンブルクに本店があるケーテウォールファルトは
実は日本にもお店があって(今は、品川の高輪店のみ)
たまにのぞいては、オーナメントをちょこちょこ買い足していた。

数えれば30体。

この子達を可愛く飾るにはどうしたものかと困っていたら
ちょうどいい小さなキャビネットを発見。

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いいツヤ。いい色。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-29 17:27 | Vita

残念。

来週の関西訪問で、実はお会いしたいと思っていた人がいた。
生まれてからこのかたもらった全ての手紙を仕舞っている引き出しから、
9年前にもらった一枚のハガキを探し出して、電話を掛けてみた。

静岡でご養生中のため、京都のお店は現在お休み中とのことだった。

こんな突然のわけの分からない電話の主に対しても
丁寧に名前を聞き、かつてもてなした客の顔を思い出しているのが
電話の向こう側から伝わってくる。

お会いしたかったというのは、9年前、私が大学4年生のときに友人と訪れた京都洛北の宿で、
支配人兼料理長をされていた鈴木さんという方だ。
確か、一日4組ほどが泊まれる小さい宿だったと思う。
すみずみまでおもてなし出来ないければ、お呼びするに及ばないという考えからのようだ。
奥様と二人で切り盛りされて、朝から晩まで忙しい毎日を送っているとも言っていた。

夕食時も朝食時も
一品を座敷に持ってきて下さる時に、必ず食材と調理法の説明をしてさがる。
ときおり客の視線を、襖のガラス窓から覗く細やかに手入れされた庭園に向けさせて、
四季の情景を話してくださったり、料理に対する哲学を語ってくださったり、
鈴木さんの口からこぼれる言葉には、料理への愛情と情熱に溢れ、
人をおもてなしすることを真の喜びとしている姿勢が表れていた。

通常の宿で出る朝食には何となく決まったパターンのようなものを感じるが
鈴木さんの出す朝食は、休日を返上して探し求めてきた最上の素材を使い、
それらの恵みを最大限に享受する調理を施したもので、そんなパターン化された朝食とは
全くの別物だったのだ。
これだけ手の込んだ料理を朝から出すのは、どれだけ骨が折れることだろうと思った。

それでも真っ当なものをお客様にお出しすることこそが喜びだと話す鈴木さんの人柄に、
すっかり心酔してしまったというわけ。

素晴らしい料理だった。
素晴らしい宿だった。

機会があれば、また是非宿泊したいと思っていたのだけど
私が社会人一年目の年に、鈴木さんから定年退職を知らせる手紙が届いたのだ。
宿の支配人は辞めたけれども、京都で料理屋を始めたとも書いてあった。

これから漬物という日本の食文化を残していくお手伝いがしたいという気持ちが芽生えてきて
どういう形でお客様に伝えていくかを考えていこうと思った今こそ
鈴木さんに会いたかった。

鈴木さんは、
「体調が戻ったら、また是非京都の店を再開させたいと思ってますので
ご連絡します。またいらして下さい。」と言っていた。

あんなに素晴らしい人がつくる料理をまた食べたい。
おもてなしの心を感じたい。

一日でも早く鈴木さんが元気になりますように。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-26 14:25 | Il cuore

等身大の彼女の生き方

父が経営者仲間から「娘さんに」と頂いてきた冊子を
今朝の通勤電車で読んだ。

同族経営の中小企業の跡取り娘。

子供の頃から頭の片隅に潜んでいた使命感、
当然一女性としての幸せを望みながらも、
どこかで結婚に求めるものとにズレを感じて、
運命に突き動かされるように決意した気持ち。
彼女の葛藤、悩み、戸惑いの言葉に
車内で一人ウンウンと大きく頷いてしまった。

老舗の跡取りというプレッシャーと
女性であるがゆえの心の壁。
(今はもうそんなに悩んでないけど。笑)

同じ気持ちで悩んだ女性がこの世の中にいた!

でも、その後はもちろん彼女のストーリー。
「そもそも社長って何をするわけ?」
という原点のような疑問を抱きながらのスタートを切った後も、
波乱万丈、会社は改革どころか、大混乱の大反乱で
社員全員が辞表・退職届を提出するという大ピンチに涙で謝罪なんてことも。
それから、周りの人に教え諭されて
会社に、仕事に、自己に関る全ての人の気持ちと繋がりを大切にして
試行錯誤の改革で、彼女も、会社も変わった。

エリート人生とは言えないような、等身大で体当たりの彼女の生き方に
ものすごく勇気と元気をもらった。

今、その会社は父の代より3倍以上の収益を上げていて、
今後も彼女の経営改革は体当たりで進んでいくようだ。

すごーーーーく会ってみたい。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-21 23:14 | Il cuore

関西方面の方へお願い

今日、来月のシフトを眺めながら
ふと、「関西に行こう!」と思い立ちました。

今の部署では、めったに連休はもらえないのですが
シフトの都合上、来月に2連休が入りました。
次にいつもらえるか分からない連休を利用しない手はない!!

ちょうど京都あたりの漬物屋さんをのぞいてみたかったし、
漬物に限らず、何か面白いものがアンテナにひっかかったらいいなと。
2日間フルで食べ歩く、モトイ、勉強するつもりです。

というわけで、
大阪、京都、兵庫、などなど、日本の台所『関西』にお住まいの方、
「関西来たら、これ食べなきゃいかん!」というものがありましたら教えてください。
観光客が喜ぶものというよりは
地元の人が普段の生活で、当たり前に食べてるもの、
これがあるとホっとする、
な~んていう食べ物がありましたら、是非ご一報を。
ジャンルは何でも構いません。
関西の伝統食とか保存食とかもう最高です。

宜しくお願いします!


久しぶりの国内旅行にワクワクです。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-20 22:45 | La vita in Italia

夢のチカラ

自分の夢をもっともっと育ててあげること。
その夢が自分だけのものではなくて
もっともっと人にとって、みんなにとって良いものになるまで育ててあげること。


本を読んだり、テレビを見たり、街を歩いたり、美味しいものを食べたりしている間でも
そのことを、いつも心に留めておくと
今まで自分の外に散在していた情報の粒が、私の中の一本の糸に繋がれていく。

そうかと思えば、
それを掴んでいたはずの手の中で、ふいにぷつっと糸が途切れて
連ねはじめた粒がバラバラと指の間から零れ落ちる。

その度に、自分を情けなく思ったり、焦る気持ちが顔を出すけれど
粒を探し続けて、何度でも繋いでいこうと思う。

私のそのつたない作業を、横で手伝ってくれようとする人がいる。
うちの顧問会計士さん。

「社長は、僕にとって初めて出会った尊敬する人。
社長の信念は、みんなを元気にする力があります。
あの人の夢の実現に役立ちたい。」
と語ってくれる。

みんなにとって良い夢は、まわりの人を元気にする力があるようだ。
信念を持って闘ってきた父の目尻には笑いジワが深く刻まれ
こうして心からの協力者が集まってくる。

「いつかあの高い山を越えましょう」と
同席していただいた経営塾の帰り道、
会計士さんと盃を交わして誓った。


11月21日土曜日
18:30からの番組「青空まんてんレストラン」に父が出まーす。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-19 21:22 | Vita

私の部屋のすすめ

頭で思い描いていたものがだんだん形になってきた。
「まだ?」との声も聞こえてきそうだけれど
私の部屋の完成まであと一息。

ラベンダーにピンクとグレーを混ぜた淡色トーンの壁。
張り替えた床の色に合わせて、家具はほとんどダークなものを選んだ。
海を渡ってやってきたこげ茶色のシンプルな机。
透かし彫りのある木製の全身鏡。
琥珀色のカットガラスランプから壁に投影されるムーディーな明かり。
宝石みたいにキラキラと光を集めるグラスドアノブ。
部屋の中で唯一カラフルなのが、ローラアシュレイの花柄ベットカバー。

全て私のお気に入りで、この子達が作り出す部屋は最高の居心地。
もう一度、ウィリアム・モリスの言葉を思い出す。

「家の中に、自分が美しいと思わないものを置いてはならない。」

まぁ、ちょっと極論だけれど、
自分が美しいと思うものに囲まれている至福の気分はあながちウソでもない。

さて。
この部屋の中でも一番のお気に入りが、
生まれて初めて購入したアンティークの椅子。
1930年製で、イギリスの教会にあった椅子らしい。
ちゃんと背部には聖書ボックスまで付いている。
床に敷いたラグに寝転がって、まじまじと椅子を眺めていると
角は時間とともに削れて丸くなり、足にも座にも沢山傷がついている。
「どんな人が座って、どんな祈りを捧げたんだろう」
傷を指先で撫ぜながら、そんなことを想像してみる。

新品にはない輝きと柔らかな手触り。
じっと見つめてると、いつか会話が出来そうな気がしてくるその存在感。

21世紀の、遠い日本の、私の部屋へようこそ、ともう一撫で。
こうなると、家具であって、家具にあらず。

そもそも今回のリフォームのテーマは、『私のお気に入りの写真が似合う部屋』。
引き伸ばした写真を大きめの額に入れて、やっと飾ることが出来た。
飾られた大好きな写真を眺めて、ふつふつ湧いてくる充足感。
写真も、椅子も、机も、ランプも、カバーも壁も床も、すべてが上手く調和してくれている。


私が作った、私のお気に入りの、私らしい部屋。


私の部屋。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-16 22:10 | Vita

ネット復活!

3週間におよぶ、ネットの不通。
不便だった~~~~~~~~~~。
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# by dolcissimokurobe | 2009-11-16 20:20 | Vita

同志

同年代で、跡を継ぐ決意をした人に初めて会った。
長い時間の中で、自分の家族とともに会社を築いてきてくれた人たちがいて
代々のトップがそこに生を吹き込み、
皆の手によって輝くように磨きこまれた石をしっかりと受け継ぐ覚悟。
その覚悟をするまでの迷いとか、切り離せなかった思いなど、
互いの口から滑り出る言葉がすんなり理解できることがとても嬉しい。

去年、全てを前向きに受け止めていられたのは
まだ現実を知らなかったから。
知らなかったからこそ、ひょうたんから駒というか、
やってみようと一歩踏み出す勇気が生まれたのだけど。

同志といえど
彼の決意の強さ、旺盛な向学心、能力を活かそうとする情熱、全てにおいて敵わない。
目の前にすると、自分の甘さが浮き彫りになるよう。

私の芽はどこから出てくるのかと、
広すぎる畑を見渡しては、どこから耕していいのか分からないと
修行中と甘えて実践する勇気を持てず、
ただ受身の態勢で日々に追われているだけの私。

知識を広げようともせず、様々な視点から観る工夫もせずに
不安な気持ちを覚えるのは、ただの食わず嫌いとどう違う?

こんなひたむきな人を前にして、
憧れるだけでの自分ではなく、恥ずかしくない自分でありたい。


なかなか眠りから覚めない私を目覚めさせるためにも、
沢山学んで、休みなく私に語りかけなければ。
たった一つの言葉でも、思いでも、私を突き動かす何かを探さなければ。

目覚めよ、情熱!

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# by dolcissimokurobe | 2009-10-08 13:39 | Vita

港町散歩

浪漫の香りにときめく横浜山手。

日本だけれど、日本風じゃない。
西洋風だけれど、西洋じゃない。

港を開いて流入した西洋文化という金の糸が
日本という地に上手く織り込まれた港町の趣き。

外国である日本に抱かれなければ育たなかったもの。
西洋文化をそのままに取り込まず、古来のものと完全に一線を画さず、
妙なる調和が生んだもの。
和洋が織りなす美しい香り。

港町には、そんな香りが漂う。


さて、横浜山手の洋館で友人の写真を観てきた。

彼女の写真の色は眩しいほど鮮やか。
地球が育んだものは、こんなに美しい色を持っているのかと感動してしまう。
「ハワイの空の下だから」と彼女は言っていた。
彼女によって美しく発色されたハワイの原色に、憧れた。

あんな色の写真を撮れるようになりたいもんだ。

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# by dolcissimokurobe | 2009-09-14 23:38 | Vita

夏も終わり。

今年は、
夏らしいところに出かけられなかったのが残念。

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# by dolcissimokurobe | 2009-09-05 01:26 | Vita

東京案内

友人のマエストロの奥様の東京案内役を仰せつかった。
久しぶりのイタリア語に少し不安を感じていたけれど
頼もしい夕子ねーさんのおかげで
シニョーラと一緒に、私も東京観光を楽しんだ。

3人とも特に気に入ったのが、
丸ビル前発の2階建て観光バス「東京スカイバス」。
18時発のバスに乗り込むと、
大都会ビル群の作り出す切り絵のようなシルエットが
日没間近でグラデーションを描いている空にくっきりと陰影を象っているのを
初秋のひんやりと心地よい風を感じながら堪能することが出来る。

緑深く静寂な皇居をぐるりと周って、バスは再び大都会の喧騒の中に戻ってくる。
絵の具を使い散らかしたような、東京ネオンの光の氾濫が
小うるさくてあまり好きではなかったのだけど
今夜は何故か、子供の頃に訪れたテーマパークの明かりのように映るから不思議。

ドラマティックな夜の景色に
東京の美しさを再発見してしまった。

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# by dolcissimokurobe | 2009-09-05 01:21 | Vita

誕生日

全ては霧の中。

そんなときもあるさ♪

「あの頃に本気で戻りたいと思ったことはないし、
あの時こうしていれば、とも思ったことがない」


そんなことを言い切れる自分を
たまには褒めてあげよう。なでなで♪

お誕生日おめでとう、わたし。

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# by dolcissimokurobe | 2009-08-30 22:46 | Vita

た、た、たいへんだぁ!

エレガントで華やかな立ち居振る舞い。
すらりと背の高い女性のお客様だった。

15件のギフト発送の依頼に来店された
そのお客様から手渡された先様のリストを見て
思わず、眩暈がした。いや、目玉を落としそうになった。

なぜって?

リストの中にあった名前は。
『関〇 宏』様
住所、会社。間違いない。


これが興奮せずにおらりょうか!


そうです、河村屋さんのお漬物が
憧れの方のお父様宅に届くんです!

ああ、どうか河村屋さんのお漬物を気に入って下さって
いつかご注文いただけますように~~~~~~~~~~~~~!
それも、浅草店に!!!!!!
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# by dolcissimokurobe | 2009-08-27 00:14 | Vita

オールナイト新宿

いい歳して、しかも次の日仕事があるのに、
オールナイトではしゃいだ。

異動や結婚、留学、いろいろあって
今回は3年ぶりの再会なのだけれど
みんなと知り合ったのは、かれこれ8年以上前。

大学4年生の卒業旅行。
出発する成田空港で、
底抜けにおっちょこちょいな私は
なんと他人のスーツケースをチェックインさせてしまったのだ。
その時の被害者(未遂ですんだのだけど)が
そのうちの一人で、
こんな私達を友達として受け入れてくれた。

以来、時々みんなで集まっては飲んだり
テニスしたりして、繋がっていた。

小さな接点、偶然が呼んだ出会いが
こうして何年も続いてくれる奇跡を
とてもありがたいと思う。
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# by dolcissimokurobe | 2009-08-27 00:00 | Vita

思い降る

親友かなちゃんとともに過ごした年月も、もう9年。
かなちゃんと一緒に旅した回数は、20を数える。

いろんなところへ一緒に行った。
いろんなことを話しながら、
いろんな乗り物で、
いろんなものに出会いながら
二人で沢山旅をした。

その二人の記憶を、彼女は心を込めて、手間を掛けて
一冊の本にしてくれた。

どのページも懐かしく、
その時の切符や、写真を眺めては、
二人の思い出は溢れる。

友人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、
どんな手間も厭わず、
気持ちを、思い出を形に残してくれる彼女を
私は、これから先もずっと
尊敬するだろう。

かなちゃんが私に与えてくれるものは
いつだって、とてつもなく大きい。
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# by dolcissimokurobe | 2009-08-26 23:30 | Vita