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改装願望

あやちゃんと友達になって、かれこれ4年になるのだけど
我が家にお招きするのは、これが初めて。

4年前帰国後に、あやちゃんちを訪問したときに
すっきりとしていて、品と教養の香りが漂うお宅に、ちょっと感動した思い出がある。
クラシック音楽をかけて、お昼にワインをたしなむお父様にもびっくり。
100歳になる女流画家のお話を聞かせてくれ、
これから先の自分のあり方のヒントをくれたお母様もさすがとしか言いようがない。

ヨーロッパを愛して、音楽とバレエと文学に造詣が深い
あやちゃんがこうして生まれたのかと、一人納得してしまった。

そんなあやちゃんを、こんなに生活感に溢れた和洋折衷の我が家に
呼んでいいものだろうかと、慌てて家中の片づけを始めた。

こんなところで、スペイン巡礼での経験が役立つとは思わなかった。
いやぁ、捨てられる、捨てられる。
どうしてこんな不要物を後生大事に取っておいたのか、首を傾げてしまう。
(人からもらった手紙と写真だけは絶対に捨てないよ!)

巡礼中、普段いかに不要なものを抱え込んで生活してるのか思い知らされた。
ものを多く抱え込むと、何から使用していいか分からない、
何を中心に据えて見せようか分からなくなるのだ。
結果、一つ一つの要素を台無しにしているのだと思う。

付け焼刃的な片付けでは、家中がすっきりするわけもなく、
その場しのぎで終わってしまったけれど、
いつか経済的に余裕が出来たら、大々的に我が家を改装したい。

全体的にすっきりしているけれど、一つのものに目を向けると
家主の好きなものや主張がうっすらと伝わるような
手にとった人の冒険心や好奇心をくすぐるような、
そんなワクワクが詰まった家になったらいいなと思う。

おじいちゃんが建てて、パパが譲り受けたものだから
私もまた大切に使って残したい。


PS・巡礼の同士あやちゃんと飲みにいって、パパさんとっても嬉しそうだったよ♪
   また来てねー!
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by dolcissimokurobe | 2009-02-09 22:11 | Vita

帰国後 初デッサン

12月の旅行中、記念にと自分にも土産を購入した。
ブリュッセルでふらりと立ち寄った本屋さんのウィンドウに飾ってあった白黒写真集と
パリの画材屋さんで見つけたデッサン用鉛筆12本セット。

白黒写真が好きなので、勉強になるだろうと購入したのだけど
古き良き時代の恋人達を被写体にした、その写真集は
どのカットもとってもオシャレで、デッサンの練習用にしてもいいと思った。

今日の午後は久しぶりに絵でも描くかと、
カフェラッテをちびちびやりながら、イタリアドラマを流しっぱなしにして、
部屋にこもった。
集中力は最大3時間まで。

このペースなら、仕事が始まっても時間を見つけては
デッサンの練習ができるかもしれない。

   No.3
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by dolcissimokurobe | 2009-02-09 18:16 | L'album da disegno

MAMMA MIA!

実は、ちょっと楽しみにしていた映画、『MAMMA MIA!』

派手な演出はあんまり好きじゃないし、
個人的好みで言えば、人生の真理を素朴に描写する映画が好き。

でも、あえてアメリカ映画を観るときは、非現実的でも、派手な演出でもかまわない。
それがハリウッドの十八番ならば。

ストーリーをどうこう言うものじゃないし、涙を流す映画でもなかったけど、
ギリシャらしい、紺碧のエーゲ海、きらめく水面を背景に、
ミュージカル要素を残してというか、やっぱりミュージカル仕立ての
コミカルな恋愛映画は、エンターテイメントとして楽しかった。

そして何より、ABBAの音楽がいい。

大学の卒業前、思いっきり恋をしていた頃によく聞いていたCDが、
ちょうど今回の映画でも使われていたアルバム『ABBA・GOLD』。

音楽のせいなのか、ギリシャの美しい島を舞台にした恋愛映画を観たせいなのか、
恋する気持ちが、すこし懐かしくなってしまった。

教室で椅子を引く音。
後ろから聞こえる、せきばらい。
通学路でこっそり探した後姿。

普段の生活が、たちまちカラフルになってしまうんだもの。
泣いても、落ち込んでも、やっぱり恋は素敵なもの。

恋のない生活は、いけませんねぇ。
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by dolcissimokurobe | 2009-02-04 22:35 | Vita

節分

ひとつぶ、ふたつぶ・・・
子供のころ、豆を片手いっぱいに掴むと大抵自分の年齢以上になっていたけれど、
この頃は、片手いっぱいに掴むと、自分の齢の数にちょうどいい。
父のあとにくっついて、今夜は豆まき。

恵方巻にかじりついて、家族みんなで福茶をすする。
こたつのあるおばあちゃんの部屋で見た番組は、ヨーロッパ特集。
すっかり遠いところにいるんだなぁと一人感慨深くなった、今年の節分だった。


結局仕事始めは2月11日になった。カメラを持ってどこかに行きたいものだ。
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by dolcissimokurobe | 2009-02-03 23:15 | Vita

月もかわり・・・

もう2月になっちゃいました。帰国してもうすぐ1ヶ月。早いものです。
イタリアを思ってはしょんぼりしていた私でしたが、
日本での生活が、ようやく心にピタっと納まってきました。

今朝、あやちゃんから「仕事始め頑張って!」メールが来て
これが本当に嬉しかった。
彼女にとって小さなことなのに覚えていてくれて
朝からこうしてエールを送ってくれたことが嬉しかった。

さて、今日から仕事始めかと言うと・・・、すみません。
実は2月5日からになりそうです。
恐らく今回の仕事始めのスタートは、どうやら直販店のようです。
そして3月からは6月の試験に向けて簿記の学校と、二足の草鞋。

31歳になっても、(私だけかもしれませんが)仕事始めはやっぱり緊張します。
働くことはとても好きですが、
自分が組織の中で上手く機能できるか、
仕事仲間をがっかりさせてしまうんじゃないか
と、こんな性格でも結構ナーバスになります。

そんな時のエールだったから、嬉しかったんです。

何事も、初めての時、始める時は不安になるもの。
とにかく何かを掴むまでは、真摯に仕事と向き合おうと思います。
目の前にいる人、あるものの形が見えないときこそ、
相手に対して真摯な態度でいたいと思うのは、仕事も人付き合いも同じ。
真っ白な紙を前にすると緊張するけれど、まっすぐ見つめて
心を込めて1本1本線を描き足していくと、いつかは1枚の作品になるように。


ようやく始めたヒンディー語の勉強も、実はアルファベットの段階でてこずってます。
ABCじゃない言語を勉強するのも初めてです。
書けなければ、読めなければ、発音できなければ、話にならない。
まるで、子供が漢字の書き取りを練習するように、
白い紙に記号のような文字を繰り返し綴ります。
4年前はちっとも話せなかったイタリア語が少しは話せるようになったみたいに、
途中で投げ出さなければ、ヒンディー語もいつかは話せるようになると思うから。

何だか今年は、本当にいろんな意味で私が再スタートする年なのかもしれません。
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by dolcissimokurobe | 2009-02-03 00:08 | Vita