カテゴリ:Il cuore( 31 )

土に還した日

11月27日 空気が冷たく澄みきった朝

くろべぇの骨を庭の土に還しました。
家族みんなで、優しく土をかけながら
もう一度、ありがとうと言いました。

くろべぇを還すために
前の日に、パパとママは、
くろべぇが遊んでいた公園の砂をバケツに入れ、
その砂と砂利を丁寧に洗い、
庭で干していたパパ。

表には出さないけど、深い愛情で
家族を大切にするパパ。

くろべぇもそんなパパが大好きでした。

娘もファザコンになるわけです。(笑)
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by dolcissimokurobe | 2011-11-28 17:53 | Il cuore

Per dolcissimo Kurobe

最愛のくろべぇへ

愛らしい季節・春に我が家にやってきて
美しい季節・秋にお別れとなりました。

17年と半年。

くろべぇは、私たち家族に
愛おしい心と、幸せな時間、そして沢山の笑顔をくれました。
くろべぇと家族になれて、私たちは本当に幸せでした。

これからもずーっとずーっと
くろべぇのこと、心から愛していますよ。

言葉に出来ないほどのありがとうを。

本当にありがとう。

大好き。くろべぇ

また会おうね。


2011/10/08
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by dolcissimokurobe | 2011-10-08 23:57 | Il cuore

ふと。

そういえば、
今日はパパの誕生日であり、このブログの4回目の誕生日でもあった。
ページ右下の「つぶログ」を久々に見て、ふとそんなことを思い出した。

いつも思うことだけれど
この4年間もいろいろあったな~と。
「いろいろあった」とは
大きくズレることはないのだけど
予測がつなかったアレコレをイロイロと経験してるもんだ、
と言いたいのだ。

この頃、(いや、もともとオメデタイ人間なのだけど)
地に足ついてきたというか、
自分の居場所だと確信できるのが
とても幸せだと実感するようになった。

20代の頃は出来れば逃れたいと思っていた場所は
今、私が一番夢中になれる場所。

好きなことができて自由だ、とか
責任を感じることがなくて楽だ、とか
自分を幸せにしてくれる、とか
そんなことよりも、
「誰かの役に立てるかもしれない」と感じることができる場所。

「みんなにとって、いい会社になることができたら
喜んでくれる人がどれだけいるだろうか」
そんなことを考えると、心の中に火が灯る。

ここが、ずっと探していた私の居場所だと
この歳になってようやく分かってきた。


予測がつかなかったアレコレのおかげで
イロイロわかってきたのだ。

どうかこれからも、予測のつかないアレコレが
イロイロやってきますように・・・。
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by dolcissimokurobe | 2011-08-13 23:20 | Il cuore

2年ぶりに聴くCD

PC作業するには、音楽が絶対必要。ただしPOPSは駄目。

さて、なんの音楽にしようかな~。

部屋のCD棚を指でなぞる。

夏だし、キューバ音楽でも聴くか。
2年前イタリア(なぜか)で購入したCDだ。

大家さん家族は別荘住まいで、お気に入りのあの家を独り占めした夏。
旧市街の家には、基本的にクーラーというものはない。
焼け付くような日差しの昼間だとしても、夜になると、窓を開けただけで
心地よい風が部屋に吹き込むので、クーラーなんかいらないのだ。

広い部屋にはオレンジ色のライトが一つ。
テラス付きの大きな窓からは、夜気とともにしっとりとした暗闇が部屋の中に入り込み、
オレンジ色の明かりと、穏やかに溶け合いながら部屋の中に陰影をつくる。
夏の夜の熱っぽさが肌の上を這う感覚が好きだった。

濃いエスプレッソとミルクを、氷の入ったグラスに注ぐ。
夏の夜気のように、濃密なエスプレッソの香り。
汗のような水滴がオレンジのライトに照らされたグラスを傾けて
熱を帯びた喉に流し込むとカランと氷の音がする。
キューバ音楽をかけて、ひとりキッチンでのんびり料理をしていた。


そんな思い出に浸りたかった。




しかし、こうしてクーラーのきいた部屋でPCに向かい
同じ音楽を聴き、同じようにアイスラテを飲んでも
なんつーか、まるで別物。

キューバ音楽がしっくりくる、
あのねっとりとした香りのある夜気がここにはない。


ちょっと残念。
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by dolcissimokurobe | 2010-08-19 00:28 | Il cuore

ハマってます。

仕事がノっていても、
日曜の夜は、どうしても帰らなくてはいけない。

むしろ、日曜は絶対に残業しないように土曜までに目処をつける。

だって、韓国版大河ドラマ「イ・サン」の放送日なのだもの!
http://www9.nhk.or.jp/kaigai/isan/

時間が合えば「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」は観るようにしてるのだけど
基本的にテレビはあまり観ない。
ドラマにハマるのは、珍しいこと。

前回ハマったのも、やっぱり韓国大河ドラマだった。
宮廷女官から王の主治医までになった朝鮮王朝の女性の生涯を描いた
「大長吟テ・ジャングム」。
一時期散々騒いでいたので、友人達にとってはご存知の通り。
全54話をDVD録画して通算3回、つまり合計162話観たことになる。

私の大好きなジャンル、親子愛・師弟愛と純愛を織り交ぜて
生ぬるいサクセスストーリーではなく、
信念とひたむきな努力で、50話以上の描写を経て
最後の大団円を迎えるときは、本当に拍手モノ。

そのテ・ジャングムも、この「イ・サン」も、手がけたのはイ・ビョンフン監督。
彼の描く精神性は、私にとってはまさにツボ。
2大長編の歴史絵巻を通して貫く哲学、善徳・礼節・品行・尊厳が
登場人物たちの台詞にちりばめられている。

「イ・サン」で描かれる正祖(王)の王朝統治に対する言動、改革の指針は
経営にも通じているように思う。
(だからか、パパさんも毎週日曜は定席に座って一緒に鑑賞)
はっきり言って、正祖にメロメロである。
さらにさらに、脇を固める男性群も素敵!
頭脳派のホン・グギョン、人情派のパク・テス(なんと、せっきーにそっくり!)

そして忘れてはいけないのが、韓流ドラマの十八番・美しき純愛。

特にここ3話くらいが切ないのよ~~。
今夜なんて、トキメキ貧乏の私の頬に一筋の涙が・・・。
あんなに綺麗な気持ちで誰かを好きになれたら人生まっとうできる気がするわ。(独り言)

あ~、
すっかり韓流ラブストーリーに感情移入してるおばちゃんだね。


興味ある人、観てみよう!
ハマっちゃうよ♪
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by dolcissimokurobe | 2010-08-08 22:42 | Il cuore

BENKYO×PEACE

思い切って出したメールが、次に繋がった。すごく嬉しい。

若手経営者と候補者で勉強会を開くことに。
(候補者といえば、今のところ私だけ)

せっかく忙しい時間を割いて下さるのだもの、
私にとって有意義な時間にするのは当然のことで
経営者の方達にご迷惑が掛からないように臨みたい。

経営の基本ツールを学んだ昨年の経営塾のテキストを引っ張り出す。

あのときは、ものすごい濃さで時間があっという間に過ぎていって
無理やり頭と心とおなかに詰め込んだ感じで、
その後、うまく消化されたかどうか分からないまま、
自信喪失期に突入してしまった。

自分のこれからを見失って、自分らしさも何だか分からなくなって、
売上も、環境も、自分にはどうすることもできなくて、
会社の数字を説明しに足を運んでくれる税理士さんには頭が下がるばかりの冬だった。

勉強会に向けて、もっと勉強しなきゃとページをめくると
講義中にとったメモに『インプットなきアウトプットはなし』とあった。

私は、インプットである勉強も、情報収集もせず、分析する目も磨いていないのに
自分の夢がちゃんと描けない、計画がアウトプット出来ないってグチをこぼしてただけなんだ。
仕事は頑張ってるつもりでも、私、勉強が全然足りないんだ。

それならば、話は早い。
才能がない、実力もないなんて、初めからありもしないものを嘆くより
勉強すればいいこと。

たくさんたくさん勉強したら、
ああやってみようとか、こうやってみようとか、出てくるかもしれない。
それでも失敗して、もっと良くしてみようってなるかもしれない。

勉強の進め方だって自分らしく、足らないものは自分が一番分かってるはずだし、
収集した情報の調理方法だって自分で考えて、
どんな材料を集めて、どんな風にアレンジしようとあれこれ考える。
つまりそういうこと?

自分を見失いそうになったら、勉強勉強。


背中を押してくれた友人と妹に感謝。
勉強会を開くことを提案して下さった先輩経営者の方に感謝。


朝の空気がとっても心地よくなってきました。
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by dolcissimokurobe | 2010-04-25 23:25 | Il cuore

WORK模索中

またブログを放ってた。

書きたいことが何にも浮かばなかったから。
元気がないわけでも、辛いわけでもないのだけど、
何かを書き残したい、伝えたいものが、何もキャッチできない毎日。

何をしていても、別につまらないわけではないけれど、さして面白くもない。
いつもなら、心が動くことに、動かない。
ベンチマーキングしにいっても、絵を観ても、
カメラを持っても、インテリアを探しても、心からワクワク出来ない自分がいる。

でも、何かしていないと、また置いてけぼりになるような気さえする。
だから、自分の感性とか、センスとか、機転とか、
そういう今の自分にもっとも欠けているものを
必要としない単純作業に安らぎを見出している。
単純に現実から逃げてるだけなんだけど。

空き時間にひたすらイタリア語とフランス語と中国語を聴いて口真似することくらい。
繰り返し何度も何度も口真似すると、無意識のうちに口がその音を覚える。
何のためにこんなことをしているのか分からないけれど、とにかく落ちつく。

英語のWORKという動詞は、
「働く」という狭義的な意味だけでなく、
「そのものが本来持つ特性・才能を発揮し機能する」という意味が根幹にある単語。

WORKに彩られた一生を送れたら、どれだけ幸せだろう。

でも、そのWORKを私はなかなか見つけられない。
悩み始めて1年、これから先も見つけられるのか不安だ。

32年も生きてれば、悩むことだってそれなりにあった。
でも、どれも時間が解決してくれることばかりだった。

今の私は、胸につっかえているものが、
時では解決できないないものと分かっているから、
不安と怠惰に浸り、殻を壊してまで外に出ること出来ず、
心の中にうずくまって、外界の素敵なものに感動できないのかもしれない。

今日観た映画での言葉。
「その道は自分にしか見つけられない」
「単純で奔放な生き方がしたい」

なんだかちょっと、主人公の中年男性に共感したりして。

女達の圧倒的な生き方と愛し方に、自身のWORKが翻弄されているように見えるけれど
女だって同じ。圧倒的な生き方の男に出会えば、刺激される、翻弄される。
人を大きく変えるのは、やっぱり異性(とWORKING)ゆえだと私は思う。
女性なら、それは父親だったり、兄弟だったり、夫だったり、恋人だったり、友人だったり。


今、こんな胸のうちを打ち明けられる人が傍にいたらと思うけれど、
世の中そうも甘くなく、恋すらできない。
出あった相手と生涯、道は違えども互いがWORKING PARTNERでありたいと願うなら、
やっぱり自分のWORKを模索し続けるべきで、
今のこの未熟な自分のまま出会ってしまったら、私は模索の手を止めてしまうだろうから
きっと神様が、本当のWORKINGするまで恋の相手をお預けしてるのかもしれない。



・・・、ただの欲求不満か。
煩悩だらけの自分に、喝!喝!
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by dolcissimokurobe | 2010-03-23 16:59 | Il cuore

1/3

映画を観た。

アイシテルという言葉。

アリガトウ。
ゴメンネ。
と同じくらい短い言葉なのに、誰かをすごく幸せにする力がある。

言葉の重みが減っちゃうと、使うのを躊躇う人もいるけれど、
本当にそうかな。

この言葉を、素直に、心から、
生きてるうちに何度も使えた人はやっぱり幸せだと思う。

それに、言葉を受け取った人以上に、この言葉を伝えた人の方がずっと。

生きてるうちに何回使えるか分からない言葉なのに、
躊躇うことのほうがもったいないと思わない?

一生の1/3の今。
今までに何回使ったかな。
そしてこれから何回使えるのかな。
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by dolcissimokurobe | 2010-01-28 14:10 | Il cuore

残念。

来週の関西訪問で、実はお会いしたいと思っていた人がいた。
生まれてからこのかたもらった全ての手紙を仕舞っている引き出しから、
9年前にもらった一枚のハガキを探し出して、電話を掛けてみた。

静岡でご養生中のため、京都のお店は現在お休み中とのことだった。

こんな突然のわけの分からない電話の主に対しても
丁寧に名前を聞き、かつてもてなした客の顔を思い出しているのが
電話の向こう側から伝わってくる。

お会いしたかったというのは、9年前、私が大学4年生のときに友人と訪れた京都洛北の宿で、
支配人兼料理長をされていた鈴木さんという方だ。
確か、一日4組ほどが泊まれる小さい宿だったと思う。
すみずみまでおもてなし出来ないければ、お呼びするに及ばないという考えからのようだ。
奥様と二人で切り盛りされて、朝から晩まで忙しい毎日を送っているとも言っていた。

夕食時も朝食時も
一品を座敷に持ってきて下さる時に、必ず食材と調理法の説明をしてさがる。
ときおり客の視線を、襖のガラス窓から覗く細やかに手入れされた庭園に向けさせて、
四季の情景を話してくださったり、料理に対する哲学を語ってくださったり、
鈴木さんの口からこぼれる言葉には、料理への愛情と情熱に溢れ、
人をおもてなしすることを真の喜びとしている姿勢が表れていた。

通常の宿で出る朝食には何となく決まったパターンのようなものを感じるが
鈴木さんの出す朝食は、休日を返上して探し求めてきた最上の素材を使い、
それらの恵みを最大限に享受する調理を施したもので、そんなパターン化された朝食とは
全くの別物だったのだ。
これだけ手の込んだ料理を朝から出すのは、どれだけ骨が折れることだろうと思った。

それでも真っ当なものをお客様にお出しすることこそが喜びだと話す鈴木さんの人柄に、
すっかり心酔してしまったというわけ。

素晴らしい料理だった。
素晴らしい宿だった。

機会があれば、また是非宿泊したいと思っていたのだけど
私が社会人一年目の年に、鈴木さんから定年退職を知らせる手紙が届いたのだ。
宿の支配人は辞めたけれども、京都で料理屋を始めたとも書いてあった。

これから漬物という日本の食文化を残していくお手伝いがしたいという気持ちが芽生えてきて
どういう形でお客様に伝えていくかを考えていこうと思った今こそ
鈴木さんに会いたかった。

鈴木さんは、
「体調が戻ったら、また是非京都の店を再開させたいと思ってますので
ご連絡します。またいらして下さい。」と言っていた。

あんなに素晴らしい人がつくる料理をまた食べたい。
おもてなしの心を感じたい。

一日でも早く鈴木さんが元気になりますように。
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by dolcissimokurobe | 2009-11-26 14:25 | Il cuore

等身大の彼女の生き方

父が経営者仲間から「娘さんに」と頂いてきた冊子を
今朝の通勤電車で読んだ。

同族経営の中小企業の跡取り娘。

子供の頃から頭の片隅に潜んでいた使命感、
当然一女性としての幸せを望みながらも、
どこかで結婚に求めるものとにズレを感じて、
運命に突き動かされるように決意した気持ち。
彼女の葛藤、悩み、戸惑いの言葉に
車内で一人ウンウンと大きく頷いてしまった。

老舗の跡取りというプレッシャーと
女性であるがゆえの心の壁。
(今はもうそんなに悩んでないけど。笑)

同じ気持ちで悩んだ女性がこの世の中にいた!

でも、その後はもちろん彼女のストーリー。
「そもそも社長って何をするわけ?」
という原点のような疑問を抱きながらのスタートを切った後も、
波乱万丈、会社は改革どころか、大混乱の大反乱で
社員全員が辞表・退職届を提出するという大ピンチに涙で謝罪なんてことも。
それから、周りの人に教え諭されて
会社に、仕事に、自己に関る全ての人の気持ちと繋がりを大切にして
試行錯誤の改革で、彼女も、会社も変わった。

エリート人生とは言えないような、等身大で体当たりの彼女の生き方に
ものすごく勇気と元気をもらった。

今、その会社は父の代より3倍以上の収益を上げていて、
今後も彼女の経営改革は体当たりで進んでいくようだ。

すごーーーーく会ってみたい。
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by dolcissimokurobe | 2009-11-21 23:14 | Il cuore