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私以外の、誰かの巡礼

3姉妹のなかでは、レンガでおうちを建て
ヨーロッパ列車のコンパートメントでなんか眠れない!という
堅実で潔癖な妹が、スペイン巡礼に出たいと言う。

これには私も驚いた。

先日放送されたグリーンスペインの番組で
カタドラルを前に涙を流す巡礼者の姿に影響されたのか。
(私の熱のこもった体験談には影響されなかったってこと???オカシイ)

それで、今、直面してる問題が
一緒に歩くパートナーがなかなか見つからないということ。
妹の年齢になれば、友人達は仕事をしてるか、お母さんか。

巡礼でも、人生でもパートナーの存在は大きい。

私の場合、親友が巡礼に名乗りを上げてくれたことを
今では奇跡だったと思う。

歩くペースが合わないことがあって、別々になって、
一人で歩いたときの道のりの長いこと長いこと。
痛みの果てに見つけたオンターナスの村へ続く下り道も
最後のポイントのモンテドゴソの上り道でも
歩いた後の一杯を飲むときも、
一緒に喜び合える友がいるありがたさ。
そんなことを噛みしめるのも、巡礼の醍醐味の一つかもしれない。

一緒に歩くのが、気心しれた親友でなかったとしても
偶然出会った人を、手探りで知り、歩調を合わせて、
一日一日という大切な時間を共有するのもまた素晴らしいこと。

どんな巡礼にするのかは彼女次第。
準備期間も、巡礼後の私生活も全てひっくるめて
道のりは険しければ険しいほど得るものも感動も大きいはず。
まずは、巡礼という最高にHAPPYな道に惹かれた奇跡に感謝しよう。

巡礼って、「行きたい!」って思った瞬間から
道のりは既に始まってるんだよ。



姉として、妹の巡礼談を聞ける日が楽しみです。
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by dolcissimokurobe | 2010-06-14 11:30 | Vita

近況あれこれ

おかげさまで、
開設からもうすぐ3年になる、このブログ閲覧者のべ数が10000人になります。
見返せば、バカがつくほど真面目で堅い文章のときもあれば
頭に火がついて暴走してる文章もあり(翌日読み返して、真っ青になるパターン)、
熱情を吐露したくてもそうもいかず、なんとか抑えて書いた文章もあり、と
まことに自分勝手なこのブログを、たまにのぞいてくれる人が
未だいることに感謝です。

なんですかね、やっぱり読んでくれている人がいると思うと
書くことを躊躇ってしまうことが多々あるんです。
つまらないことを書いちゃいけないんだとか、もっとドラマチックに書けないだろうか、とか
本当の自分はそこまで出来ていないのに、かっこつけてみたり、
気が付けば、ブログを書けなくなってしまっていました。

本当の私を知って、相手にがっかりされるのが怖いから、
饒舌になるし、かっこつけるし、真面目ぶっちゃうのかもしれません。


気持ちを知られて迷惑だと思われるのが怖くて
気になる人の前では、特注の完全防備鉄鎧を装着します。


(本当はあんなことが書きたいんじゃなかったのに・・・・)
(少しずつでも、どんな人なのかもっと知りたいのに・・・)



まぁ、その行方はさておき。

前回の日記でも書いたように、勉強会というきっかけ一つで
心がだいぶ元気になりました。
映画を観ても、絵画を観ても感動できず、
カメラもスケッチも手にしていなかった時期もありましたが
また絵画展に出かけたり、写真集を観るようになりました。
今年の目標が出来たことで、気持ちがぐんと楽になって
未来の自分を想像してワクワクしつつ(?)、時間を見つけて勉強してます。


夏が近づいてくると、あのスペイン巡礼での大空が恋しくなるんです。
すっぴんで、ダサくて、埃だらけの自分に戻りたいのかもね。
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by dolcissimokurobe | 2010-05-24 12:48 | Vita

生活にスパイスを。

遊ぶとか癒すとかでは、リフレッシュは出来ても
なかなか心のスイッチまでは入らない。

人間、何か一歩成長出来たと実感できると
心と頭にスイッチが入るものではないかしら?

何か生活にスパイスを混ぜたい・・・。

長期的に成長していくものもあれば、
短期的に小さな成長を感じられるものもある。
自信なしのなし子ちゃんの自分に、少しずつでも小さな成長の実感を。


・・・・・、中国語?!

ハイハイ、分かってますよ。
去年の今頃、「ヒンディー語だ!フランス語だ!」なんてのたまっていたことを。
(いつか絶対インド巡礼はしたいから、ヒンディー語はそれまでに何とかします。(汗))


中国語は、今のお店で使おうと思えば使える。
語学の楽しさって、言葉を使って相手と繋がれたことを感じられる瞬間でしょ。
日常で使う機会があれば、きっと楽しいよね。

さて、なんで中国語かというと・・・
関口さんの影響。それも違う。


2011年の東京スカイツリーの完成。
世界一の電波塔を観に、国内外から人がやってくる。
交通アクセスのいい浅草に外国人観光客が来ないわけがない。

現在だって、神様のデパートと称される浅草寺、風雷神が守る雷門、昭和の界隈
に惹かれて、多くの外国人観光客が浅草を訪れる。
やっぱり多いのが、英語圏の人、富裕層中国人。

今は、私のヘタクソ英語で何とかしのいでいるけれど
日本食文化・漬物のプラカードに
英語・中国語・イタリア語があったら面白いだろうし、
(それまでに話せるようになってることが前提だけれど)
『(ヘタだけど)英語・イタリア語・中国語イケます』バッチなんて胸にしててもいいよね。

うちはいいもの作ってるのだから(もちろん改善・創作も忘れません)
何とかPRする方法、話題性作りがあってもいいよね。

イタリアにいる間、中国人の友達には
「静香ってほんとに中国語のセンスないよねー」とよく笑われたけど
なんの!漢字は読めるもん!漢文好きだったもん!(関係ないか)
イタリア語が英語と似ていて、とっつきやすかったように
中国語だって日本語に少しは似てるのだもの。
大問題の発音をクリアすれば、何とかなるでしょ。

さて、そうと決まれば、善は急げ。

本屋さんへ 
ぴゅーーーーー!
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by dolcissimokurobe | 2010-02-15 10:07 | Vita

おちこぼれあととりむすめの一日

仕事好きだと思う。

悔しいことも、上手くいかなくてどんよりすることも、
達成感も、嬉しいことも、認められたいと願うことも、
ウキウキも、ワクワクも、ドロドロも、モヤモヤも
いろんな気持ちがそこにはあって、
仕事していると何だかすごく人間らしくて、好きだ。

自分の人間らしさが顕著に出てしまう仕事は
つまり自分のいいところも、わるいところも
浮き彫りにしてしまう。

『落ちこぼれ跡取り娘』から早く脱却したいからか
子供の頃からのこの負けず嫌いの性格のせいか
頑張ることで、摩擦が生まれるときがある。


「摩擦が生まれるのは、きっと仕事以外のことでじゃない?
どんなに頑張っても仕事だけのことなら摩擦は生まれないよ。
ときには誰かを頼ることや、誰かにお願いすることだって大切なこと。」
そう教えてくれたのは、3ヶ月ぶりに顔を出した写真教室のお姉さんクラスメイト。

うっ。図星。

「リラックス、リラックス。」と書いた年賀状をくれた大学時代からの友人には
どうもいつも見透かされている。

自分が未熟なせいで、いろんな人にいつも助けられてるくせに
誰かを頼る、誰かにお願いするのが
とっても苦手な私。
一緒に働く人の気持ちを察してあげられないなんて
やっぱり、落ちこぼれ跡取り娘です。

傘をかぶったお月様に、ため息まじりの白い息をふきかけてみる。

帰り道の深夜のコンビニで、
ゆるゆる写真のミニフォトブックを買った。




最近、写真撮ってないなぁ。
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by dolcissimokurobe | 2010-02-03 01:22 | Vita

デパ地下

今日は、出来立てのMYミニ写真集を持って親友が働く伊勢丹へ。

久しぶりの新宿・伊勢丹。

伊勢丹って、ブランド意識のイメージが強い。
実際の需要比率はまだ高くないけれど、ハイランクのライフスタイル提案の牽引力や、
オンリーアイ商品の打ち出しで、
クォリティとエクスクルースィヴで「イセタンブランド力」のイメージを確固と消費者に与えていると思う。

漬物とダイニング・キッチングッズのフロアが直接的に関連がなかったとしても
ブランドイセタンが、今後、『住』における日本人のライフスタイルをどう分析しているかを
観察することができる。
今後、一般家庭の1食卓当たりの椅子の数はいくつになるのか。
食事は、核家族向けのものから、さらに個食へと傾いていくのか。とかね。

『衣』・『住』についてはもちろん、『食』においても
現在の需要があるなしではなく、その業界の斬新的・革新的なものを
次々に発表しようとしていて、それはまさにモードの世界。

今日はB1Fの甘の味ゾーンを覗いたのだけれど、
追分だんごや新宿中村屋、栄太郎総本舗など
誰もが聞いたことのある日本の庶民的菓子メーカーが
菓子の新境地を作ろうとしていた。

まさに「リップグロス」なチューブ入り水飴は、ラメがきらめく箱に入り
3色並べば、それはもうコスメボックス。

ポップなカラーのお団子は、5種類のディップソースが選べて
パッケージされると、まるでフランスのボンボンみたい。

日本酒のジュレ・フルーツ・、寒天が透明のジュエルボックスに小分けされたあんみつは
ピンクの花びらゼリーと金粉がきらめいて、これまた女心をくすぐる。

バレンタインを控えて、チョコレートに合う日本酒も発見。
家に帰って、カカオ49%のダークチェリー入りチョコと合わせて飲んでみる。
これが意外にも美味。チョコと日本酒が合うなんて。

日本人の食に対する欲求は、本当にボーダーレスだ。
国境も標準も既成概念も、どんどんなくなっている。
菓子がまるでコスメやジュエリーであり、
また日本の伝統菓子が外国の菓子の様相をしている。
あるいは、今まで住み分けられていたもののコラボレーション提案。

ただこれらが自家需要で選ばれるとは思いにくい。
うちの商品でも「美味しい」「面白い」だけでなく
ワンランク上のライフスタイルを提案して、
現在の漬物のボーダーを越えるものが出来たらいいな。



写真撮ってUPしようと思ったけど
全部食べちゃった!
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by dolcissimokurobe | 2010-01-21 23:40 | Vita

経営塾修了。

11月からスタートした全6回の経営塾が、今日修了。
ひと月に2日ずつ、1日6時間みっちりと経営の流れを
新経営者・若き後継者の方たちとともに学んだ。

経営者としての心構え、財務分解のノウハウ
経営理念の作成、中長期計画の組み立て、
決算書を見直した上での単年度目標の設定、数値計画シュミレーション、
金融機関との付き合い方、経営リスクの改善ポイントなどなど
毎回内容の濃度が高くて、脳みそフル回転でついていくのに必死だった。

それでも、まだ生まれたてのヒヨコのような私が
経営者が行う、計画・目標と数値分析のサイクルを実際演習できたということは
本当に貴重な体験になったと思う。

父や会社の経営陣に何からどう聞いていいかも分からなかった。
いや、むしろ何を知るべきなのかも分からなかった。
それが、経営塾の明瞭な道しるべのおかげで、
経営の木枝のビジョンが、ぼんやりとだけれど、
でもところどころカラーで、浮かび上がってきた。

今回の講義で学んだことは、実地で使っていくことで、強力な武器になるはず。
ただ今の理解度では到底使いこなせない。
目標・計画・実践・分析・処置のサイクル。
経験と勉強。
ひたすらそれを繰り返して、自分の血肉にしていくしかない。

そうすれば、見えなかったビジョンの一部にまた色が入り
いつかは全体がカラーでイメージできるようにしたい。

昨日は、講義の後、経営塾の先生方と私達生徒4人で交流会に参加。
異業種だろうと、「経営は愛」という気持ちは同じくして、
話題は多岐に渡り、盛り上がる盛り上がる。
涙あり笑いありの宴は夜更けまで続きました。

いつになったら、ちゃんとした鶏冠が生えてくるか分からないヒヨコな私だけれど
こんなふうに素敵な仲間と出会える世界に、やっぱり飛び込んでよかったと
つくづく思った経営塾でした。

とにかく課題山積!!
自分を変えるのは、自分にしか出来ない!!
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by dolcissimokurobe | 2010-01-16 23:00 | Vita

発車する地下鉄の窓越しに・・・

ロンドンに転勤が決まった友人の壮行会の帰り。

地下鉄のドアが閉まって、見えなくなるまで手を振った。
「他人のスーツケースと間違えちゃだめだよー。」と私。

(9年前、その友人のスーツケースを間違えて、
飛行機にチェックインさせたのは、この私なんだけどね。)

一年という時間の中で、自分を取り巻くもの、自分の内にあるものが、
どんどん変わってゆく30代で、3年という時間は、
なんだか目の前に聳える大きな山のようで、山の向こう側は到底見ることはできない。
過ぎてみればそんなに大きくないのだろうし、あっという間に過ぎてしまうのかもしれない。

3年経った後の、友人の笑顔がもう待ち遠しいせいか、
今の私には3年はとても長く感じられる。

3年は会えないかもしれないと思って手を振るのは、結構切ない。



3年後にまたみんなで顔を合わせて
3年間をワイワイ話すのが今から楽しみです。
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by dolcissimokurobe | 2010-01-14 01:51 | Vita

新年早々

インフルエンザにかかって、5日間も休んでしまった。
39.6度の熱が出たのは実に13年ぶり。
あれは確か、浪人時代の大学受験の直前だった・・・。(結果オーライだったので◎)

つまり。
今年は何かが大きく良い方へ動く予感!(超前向き)

ただ寝てるだけというのも1日で飽きてしまい、
3日も家にいるとカビが生えそうだった。
今日仕事復帰して、やっぱり仕事してる方がいいわ~と実感。

お仕事させてもらえることに改めて感謝。

美味しいおじやを作ってくれたママさんと、
美味しいアイスを買ってきてくれたパパさんにも感謝。

風邪ひくと、子供に戻ったみたいに甘えられてヨイ。
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by dolcissimokurobe | 2010-01-12 22:04 | Vita

あけましておめでとうございます

先ほど仕事から帰り、お風呂に入ってる間に年が明けました。

12月は日記の更新も出来なかったので、
「せめて年内にもう一件くらいは」と、大晦日の電車の中で苦手な携帯をいじって
日記を書いていましたが、ボタン操作の誤りで全て消えました。

12月の日々は矢のように過ぎて、
9連勤に経営塾(間に5連飲み)で、またまた8連勤と、そんな生活でした。
それでも、
経営塾の11月の課題では見えてこなかった数字も、
経営理念を自ら練って、それに基づいて事業計画を立て
数字に落としこんでいくプロセスを学び、
また若き経営者や後継者の方々に出会い、
ペルージャの秀才ヨンスンが遊びに来たり、
日本酒の贈り物を戴いたりと、
嬉しいことや貴重な体験を感じて一年を締めくくれました。

なんだか2009年は、仕事仕事の一年だったように思います。

女だてらに跡継ぎとして奮闘する決意という大きな収穫もありましたが
それと同時に、自分の能力と精神の未熟さを痛感させられ、
いつも頭のすぐ上に見えない天井があるように思えて、悩んだ一年でもありました。

自分の能力や精神を伸ばすためなら
大きな動きの中に飛び込むべきで、
そんな大きな動きとの出会いは必ずや好機となるはずです。
今の私にとって一番怖いことは、平穏に満足してしまうことです。


2010年は動力に満ちたものであると期待して、ワクワクした気持ちを抱いて
今夜は眠りにつこうと思います。

2010年が皆様にとっても、私にとっても
実りある素晴らしい一年になりますように。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。


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姉の彼から出羽桜の古酒を
神戸の蔵元の中田さんからは出来立ての新酒を
戴きました!ありがとうございます。
そうそう、うちの会社は創業が江戸時代なのですが
かつては酒屋さんで酒粕で漬物を作ったのが
漬物屋としてのはじまりのようです。
どうやら日本酒とは縁がありそうです。只今勉強中。
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by dolcissimokurobe | 2010-01-01 01:21 | Vita

部屋の住人を一部お見せします。

部屋の中をうまく撮るって難しい。

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20代の頃コレクションしていた
ドイツの木製オーナメント。

ドイツ・ローテンブルクに本店があるケーテウォールファルトは
実は日本にもお店があって(今は、品川の高輪店のみ)
たまにのぞいては、オーナメントをちょこちょこ買い足していた。

数えれば30体。

この子達を可愛く飾るにはどうしたものかと困っていたら
ちょうどいい小さなキャビネットを発見。

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いいツヤ。いい色。
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by dolcissimokurobe | 2009-11-29 17:27 | Vita