プエンテ・ラ・レイナの牛追い祭り

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巡礼一日目にして(だからこそ?)、思い切り楽しんだ夜。
巡礼と言うものを初めて体験して、まだ筋肉痛も現れず、
巡礼の厳しさを知らないからこそ、
思い切り飲んで、思い切り笑って、思い切り歌って踊って、笑えたのかも。

私がすすんで飲みたがる数少ないお酒、サングリア。
フルーツ果汁たっぷりの甘くてジューシーなスペイン生まれのお酒。

25キロ歩き終わって程よい疲れを感じている身体と、乾いた喉に気持ちよく効いて
気がつけば、(私には珍しく)6杯空けていた。
アルコールが頭まで巡って、いい気分。
BAR店内の客を守るために張られた鉄格子の外にふらふらと出ると、
ものすごい勢いで牡牛が通りを走っていく。
カメラを持って牛を追うことに夢中になってると、「危ないじゃない!」と
地元客のおじさんにネコ掴みされる私。
店内に連れ戻されて、振り向くと何やら天使のような綺麗な声。
6人のおじいさん達の即興アカペラ。
お酒が効いて、いよいよ全開になってきた私が、
「Bella voce!!」とイタリア語で連発すると
おじいさん達もさらに上機嫌になって、私にも輪に入って一緒に歌えと言う。
「スペイン語の歌なんて分からないよ~」と言いながら
おじいさん達の口の動きを真似ながら加勢。肩組んで、大声で一緒に歌う。
嬉しくって楽しくって笑いが止まらない。
今度は広場に連れ出されて、タンゴやらチャチャやら踊りながらぐるぐる回されて
目が回るわ、酔いが頭にまで回るわで、もう分けが分からなくなってくる。
気がついたら、巡礼宿に帰る坂道の上に、ミヒャエル、あやちゃんと3人で腰掛けて、
星降るような満天の星空を見上げていた。

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そうそう。一緒に歌って踊った地元のおじさんが、「今夜の記念に」と
このお祭りで地元の人が毎年首に巻く、ナバーラ王国の紋章入りの
赤いスカーフを私にプレゼントしてくれました。大切にします。
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by dolcissimokurobe | 2008-09-17 22:48 | Il viaggio
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