私以外の、誰かの巡礼

3姉妹のなかでは、レンガでおうちを建て
ヨーロッパ列車のコンパートメントでなんか眠れない!という
堅実で潔癖な妹が、スペイン巡礼に出たいと言う。

これには私も驚いた。

先日放送されたグリーンスペインの番組で
カタドラルを前に涙を流す巡礼者の姿に影響されたのか。
(私の熱のこもった体験談には影響されなかったってこと???オカシイ)

それで、今、直面してる問題が
一緒に歩くパートナーがなかなか見つからないということ。
妹の年齢になれば、友人達は仕事をしてるか、お母さんか。

巡礼でも、人生でもパートナーの存在は大きい。

私の場合、親友が巡礼に名乗りを上げてくれたことを
今では奇跡だったと思う。

歩くペースが合わないことがあって、別々になって、
一人で歩いたときの道のりの長いこと長いこと。
痛みの果てに見つけたオンターナスの村へ続く下り道も
最後のポイントのモンテドゴソの上り道でも
歩いた後の一杯を飲むときも、
一緒に喜び合える友がいるありがたさ。
そんなことを噛みしめるのも、巡礼の醍醐味の一つかもしれない。

一緒に歩くのが、気心しれた親友でなかったとしても
偶然出会った人を、手探りで知り、歩調を合わせて、
一日一日という大切な時間を共有するのもまた素晴らしいこと。

どんな巡礼にするのかは彼女次第。
準備期間も、巡礼後の私生活も全てひっくるめて
道のりは険しければ険しいほど得るものも感動も大きいはず。
まずは、巡礼という最高にHAPPYな道に惹かれた奇跡に感謝しよう。

巡礼って、「行きたい!」って思った瞬間から
道のりは既に始まってるんだよ。



姉として、妹の巡礼談を聞ける日が楽しみです。
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by dolcissimokurobe | 2010-06-14 11:30 | Vita
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