今日は、出来立てのMYミニ写真集を持って親友が働く伊勢丹へ。
久しぶりの新宿・伊勢丹。 伊勢丹って、ブランド意識のイメージが強い。 実際の需要比率はまだ高くないけれど、ハイランクのライフスタイル提案の牽引力や、 オンリーアイ商品の打ち出しで、 クォリティとエクスクルースィヴで「イセタンブランド力」のイメージを確固と消費者に与えていると思う。 漬物とダイニング・キッチングッズのフロアが直接的に関連がなかったとしても ブランドイセタンが、今後、『住』における日本人のライフスタイルをどう分析しているかを 観察することができる。 今後、一般家庭の1食卓当たりの椅子の数はいくつになるのか。 食事は、核家族向けのものから、さらに個食へと傾いていくのか。とかね。 『衣』・『住』についてはもちろん、『食』においても 現在の需要があるなしではなく、その業界の斬新的・革新的なものを 次々に発表しようとしていて、それはまさにモードの世界。 今日はB1Fの甘の味ゾーンを覗いたのだけれど、 追分だんごや新宿中村屋、栄太郎総本舗など 誰もが聞いたことのある日本の庶民的菓子メーカーが 菓子の新境地を作ろうとしていた。 まさに「リップグロス」なチューブ入り水飴は、ラメがきらめく箱に入り 3色並べば、それはもうコスメボックス。 ポップなカラーのお団子は、5種類のディップソースが選べて パッケージされると、まるでフランスのボンボンみたい。 日本酒のジュレ・フルーツ・、寒天が透明のジュエルボックスに小分けされたあんみつは ピンクの花びらゼリーと金粉がきらめいて、これまた女心をくすぐる。 バレンタインを控えて、チョコレートに合う日本酒も発見。 家に帰って、カカオ49%のダークチェリー入りチョコと合わせて飲んでみる。 これが意外にも美味。チョコと日本酒が合うなんて。 日本人の食に対する欲求は、本当にボーダーレスだ。 国境も標準も既成概念も、どんどんなくなっている。 菓子がまるでコスメやジュエリーであり、 また日本の伝統菓子が外国の菓子の様相をしている。 あるいは、今まで住み分けられていたもののコラボレーション提案。 ただこれらが自家需要で選ばれるとは思いにくい。 うちの商品でも「美味しい」「面白い」だけでなく ワンランク上のライフスタイルを提案して、 現在の漬物のボーダーを越えるものが出来たらいいな。 写真撮ってUPしようと思ったけど 全部食べちゃった!
by dolcissimokurobe
| 2010-01-21 23:40
| Vita
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