なつのひ

今年一番の暑さを記録した日。

私とあやちゃんは、山手線内の都心を、自転車に乗って風を切っていた。

2年ぶりになる、二人の都内チャリツアーだ。

2年前といい、去年の巡礼といい、今年のチャリツアーといい、
どうも私達は炎天下で汗をかくのが好きらしい。

有楽町・新橋のサラリーマンやOLの間を縫ってひょいひょいと、
広尾の上り坂を、意地になって自転車から降りずに、のろのろと進む。
そして恵比寿の下り坂を、ブレーキをかけずに一気に下る気持ちよさ。
まるで、真夏の入道雲を追っかける小学生だ。

スペイン巡礼路の灼熱の太陽も熱いけれど
大都会のアスファルトに照り返す日差しも相当なもの。
額から汗が流れて、気が付けば脚がもう日に焼けている。

部屋の改装とともに家具も買い換えようと、
中目黒の家具通りで手頃なアンティーク家具を探すことが、
今日のお目当て。

家具の下見に自転車散策。

電車とバスで来れば、汗でベタベタになることもないし、日に焼けることもなかっただろう。
ゆっくり家具を下見して、涼しいカフェでのんびり一杯のコーヒーだって飲めたはず。

それでも。

自転車でなければ、
汗をかいた後のモツ焼き屋さんで
キンキン冷えたビールを「ぷはぁ!」っとやることはできなかったし、
坂道を一気に下るときの、汗をふくんだ髪とうなじを抜けていく風を
感じることも出来なかった。

暑い夏の日に、思いっきり汗をかく心地よさ。
思いっきり遊んで汗をかいた夜は、いい夢を見るような気がするんだ。

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by dolcissimokurobe | 2009-07-14 23:56 | Vita
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