自分の写真を見返してみると、教会内で撮った写真が多い。
フランスやドイツ語圏の教会は、堂内の撮影はわりと寛容なのだけれど
イタリアでは厳しく禁じられている。カトリック教国として総本山があるからだろうか。
私だってやはり、清らかな気持ちで祈りを捧げてる人に
カメラを向けていいものだろうかと少しは躊躇するのだけど
日常生活と祈りがこんなにも近く、まるで空気のように寄り添うように存在している
ヨーロッパの教会という空間に身を置くと、どうしてもシャッターを切りたくなってしまうのだ。
祈る人もいれば・・・
眠りこける人も・・・