メールアドレス

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携帯を新調するのも、かれこれ5年ぶり。
たどたどしく携帯をいじりながら、メールアドレスを決定。
携帯がいつも持ち歩くものならば、いつも心の傍にペルージャの思い出を、
ということで、ペルージャらしい単語を頭の中でたどる・・・。

「霧の海、星降る道。」

私がペルージャで大好きだったもの。

ティベリーナ谷にたなびく霞。
街の目抜き通りコルソヴァヌッチに降り注ぐイルミネーションの光のつぶ。

遠くの山あいからふんわりと立ちはじめたかと思うと
静かに近づいて、あっという間に街を飲みこむ、たな霞。
冬の朝、高台にある部屋のテラスから、いつもこの霧の海を見渡していた。

コルソヴァヌッチの端から端まで続く星屑のカーテンは、
買物に出掛けるときや、その帰り道に見上げて、
友達の家で散々お喋りした後も、まだ喋り足りないとその下で立ち話を続けた。
雨が降った後など、地面の水溜りに無数の光が反射して
まぶたを閉じても、瞳の中が煌く光で溢れるほど。

イタリア語の単語を口にすれば、ペルージャでの思い出が
たな霞のように心を包んで、記憶の一粒一粒が空から降ってくる。

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by dolcissimokurobe | 2009-01-13 02:41 | Vita
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